犬の僧帽弁閉鎖不全の症状改善に
アピナック®錠のトリプルアクション

その1アピナック®錠の優れた組織移行性

高血圧自然発症ラットにアラセプリル30mg/kg経口投与後の大動脈壁中総デアセチルアラセプリル濃度は、 投与5時間後に最大となり、そのときの値は、140±40ng/gで、血漿中濃度の約7倍、消失半減期は7.5時間でした。

アピナック®錠は、動脈壁への移行性に優れ、その部位で徐々に活性体へと変化していくことから、 1日1回の投与で長時間にわたって血管拡張作用を示すことが期待できます。

詳しくはPDFをご覧ください その1

その2アピナック®錠の交感神経抑制作用

アピナック®錠は、亢進した心拍数を抑制することが期待できるACE阻害剤です。

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その3アピナック®錠の確かな用量依存性

慢性心不全モデル犬(ビーグル犬、n=9)にアピナック®錠をアラセプリルとして1.3mg/kgを単回経口投与し、 肺動脈楔入圧(前負荷)および全末梢血管抵抗(後負荷)の低下を指標に用量設定試験を実施しました。
その結果、1mg/kgの投与から低下が認められ、3mg/kgにおいてより大きな軽減作用が認められました。

アピナック®錠は、投与量の増量により効果が増強することが認められており、 僧帽弁閉鎖不全の症状の程度に応じた処方が可能です。

詳しくはPDFをご覧ください その3

臨床アピナック®錠による発咳の改善、心拍数の低下

発咳の改善

アラセプリルへの切替えにより2週間で明らかな発咳の改善がみられ、4週間後にさらなる改善が認められた。

心拍数

アラセプリルへの切替えにより2週間で心拍数の低下がみられ、4週間後に明らかな低下が認められた。

詳しくはPDFをご覧ください その4


アピナック®錠についてさらに詳しく

  • アピナック®錠の作用機序
  • アピナック®錠の大動脈壁への移行性(ラット)
  • アピナック®錠のデアセチルアラセプリルの末梢交感神経抑制作用
  • アピナック®錠の用量反応性
  • アピナック®錠のアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害作用
  • アピナック®錠の排泄
  • アピナック®錠の臨床試験

詳しくはPDFをご覧ください その4


アピナック®錠の農林水産省動物医薬品検査所
動物用医薬品等データベース掲載内容